第三者委員会ですが、どのような人が委員をしているのか、具体的な役割は何か、会社との関係はどうなっているのか等については、あまりよく知られていないように思われます。そこで、第三者委員会の「最低限これだけは知っておきたい」基本的な知識について解説していきます。 かんぽ生命保険契約問題:優秀な営業社員はなぜ実績とコンプライアンスを両立できるのか? / 昨年の代表的な企業不祥事である「かんぽ生命保険契約問題」ですが、昨年12月18日付けの第三者委員会報告書につづき、今年3月26日に追加報告書が公表されました。 かんぽ商品等の契約に関する重要なお知らせ 2020年5月27日 業務改善計画の進捗状況等について 2020年3月31日 JP改革実行委員会の設置について 2020年3月26日 「かんぽ生命保険契約問題 特別調査委員会」からの報告について 2020年3月25日 2020年4月以降の当面の業務運営について
昨年11月に、本連載の記事「関電金品受領問題がコンプライアンス上、最低・最悪である理由」で取り上げた、関西電力(以下、関電)をめぐる問題について、「関西電力役職員らの金品受領問題」の第三者委員会(但木敬一委員長)の調査報告書が3月14日に… まさか郵便局が、という驚きがあった。信頼していたからこそ裏切られた時の衝撃が大きい。本書『かんぽ崩壊』(朝日新書)は、その郵便局が扱っていた「かんぽ」の不正についての取材報告書だ。著者は、この問題について手厳しい報道を続けている朝日新聞経済部の記者たち。 昨年11月の当コラム「企業の不祥事対応における第三者委員会の活用(1)第三者委設置の判断と人選」に続き、この第2回目では、第三者委員会における調査事項の決定、調査手法の問題、調査報告書の作成・確定のプロセスについて述べる。 現在、勤労統計…[2ページ目]